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日中友好後楽会
津久戸小学校訪問記
当会館から徒歩10分ところに、新宿区立津久戸小学校があります。6月27日、同校のお招きにより、後楽寮寮生の黎xiaoniさんと共に小学4年生の教室を訪ねました。当会館中国人職員李涛さんのお嬢さんもこのクラスで学んでいます。
子供たちにも馴染みやすいテーマで中国のお話を、とのリクエストにお答えして、“中国の子供の遊び”と題して、中国の風俗、習慣について簡単に紹介しました。講師の黎xiaoniさんは大連外国語学院日本語学部の先生とあって、日本語は非常にうまく、子供たちは、美しい日本語と優しい笑顔に引きつけられて、時間の経過を忘れるほど熱心に聞き入ってくれました。
前半は、中国の地理、旧正月の過ごし方、中国と日本の漢字の意味の違いなど、中国の風俗習慣に関するクイズを出題して話をすすめ、正解者には特製“中国切り絵カード”を贈呈しました。この切り絵カードが人気を呼んで、子供たちは、お互いにカードの図案を見比べて「トラが可愛い」「馬が欲しい」など感想を述べ合ったり、カード欲しさに質問をせがんだりと積極的にクイズに臨んでくれました。こちらの「作戦勝ち」といったところでしょうか。
後半は、中国の子供の遊びの実践です。始めは、お米を中に入れたお手玉状の布袋を足で蹴る“ジェンズ”という遊び。黎さんに手本を披露してもらいながら、皆に見よう見まねでチャレンジしてもらいました。次は、“老鷹抓小鶏(鷹が雛鳥を捕らえる)”。これは、鷹役の鬼が、親鳥を先頭に列になった雛鳥の最後尾を追いかける遊びです。“ジェンズ”は少々難しかったようでしたが、こちらは子供たちの本領発揮といった感じで、鷹役の黎さんと私の体力が限界になるまで、元気に動き回りました。
一時間弱と短い時間ではありましたが、今回の試みが、子供たちのよい思い出になるばかりでなく、隣国中国の理解の一助になってくれればと思います。
(文化事業部 侘美)
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