TOP
>
活動記録
>
文化事業部
> バックナンバー
文化事業部
バックナンバー
総合交流部
その他の事業
日中友好後楽会
「中国清華美院展」好評のうちに終了
「中国清華大学美術学院作品展」が約4週間の会期を終え、5月9日好評のうちに閉幕しました。この展覧会は、中国の美術デザイン教育における最高学府―清華大学美術学院の教員、学生による優秀作品94点を、中国画、油彩画、版画、漆絵、彫刻、陶芸から現代的なポスター図案、家具や室内の設計図まで幅広く展示するもので、同学院の全貌を紹介する展覧としては、日本で初めての試みでした。
初めての試みとあって、開催前は客入りや観客の反応が心配されましたが、蓋を開けてみれば、清華大学代表団を迎えた開幕式レセプション会場には、これまで以上に多くの美術、デザイン界の著名人、関係者らが駆けつけ、会場のあちこちで、美術学院の先生方との活発な意見が交わされました。日本において、現在の中国美術に対する関心が確実に高まり、この分野での両国の結びつきが強まっているのを実感しました。
会期中の来場者は約3,400名、日本の美術大学の学生らしき若者が作品に見入る姿も頻繁に見受けられました。アンケートには作品を高く評価する感想が多く寄せられ、「水準の高い素晴らしい作品の数々に感動した」「中国風の現代的な作風に驚いた」「新しい中国の感性が感じられて新鮮に思った」などを中心に、次回開催を強く望む声も多く頂戴しました。気に入った作品を見に何回も足を運んでくださった方、地方から飛行機で駆けつけて下さった方など、来場者の熱心さに主催者側が胸を打たれることも度々でした。
こうしたお客様の熱い期待に応えられるよう、今後も続けて素晴らしい中国美術の数々をご紹介していきたいと思っています。
(2004.5 文化事業部)
開幕式テープカット
Copyright (C) 2008 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER. All Rights Reserved.