6月15日(水)から6月19日(日)にかけて当会館1階美術館において、展覧会「世界平和60周年記念日中現代女性芸術家特選展」が開催されました。
この度の展覧会では、日中友好・平和を願う日中両国の女性芸術家10名の油画、彫刻、墨象画、水墨画、工筆画などの多彩な作品約50点が展示されました。 展覧会開催に先立ち6月15日(水)に行われた開幕式では、中華人民共和国駐日本国大使館特命全権大使王毅氏が来賓祝辞を述べ、美術関係者や文化交流団体関係者やマスコミの方など多くのお客様で賑わいました。
会期中来場された方々からは、「日中友好・平和への願いが込められた作品に心を動かされた」、「繊細な感覚を生かした女性芸術家の作品に魅了された」、「(展示作品を見て)平和への思いが一層強まった」、などの感動の声が多く寄せられました。
当会館での展覧を終了後、作品は続けて北京の中国人民対外友好協会「友誼館」《6月25日(土)―30日(木)》でも展示されました。 東京展と同じく会場は女性ならではの繊細な感性を生かした作品で華やかに彩られました。北京展開幕式では、日本国駐中国大使館公使 井出敬二氏による挨拶があり、会期中は駐中国大使阿南惟茂氏や、日本の国会議員の訪中代表団をはじめとする多くのお客様にご来場いただきました。 本展は東京・北京と続けて展覧されたため、日中両国において、平和を願う女性芸術家達の思いを広く伝えられたのではないかと思います。
文化事業部では、今後も続けて日中両国の友好・交流を深めるための様々な文化イベントを開催していきたいと思っております。 (2005.6 文化事業部)