公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
サイトマップ
トップ 催事案内 活動記録 施設案内 会館概要 業務案内 リンク集
  TOP  >  活動記録  >  文化事業事部  >  バックナンバー
バックナンバー
その他の事業
  津久戸小学校総合学習「アジアの達人」に参加して  
 
  当会館から徒歩10分のところに、新宿区立津久戸小学校があります。2005年12月から翌2月にかけて、ここで総合的な学習の時間に「みんなでめざせアジアの達人」という授業が行われました。これは、アジアの国(中国、タイ)について子供達が自主的に学習したり、留学生からの話を聞くことを通じ、異なる国の文化についての理解を深め、尊重する態度を育むことを目的に5年生約30名を対象に学校側が企画したものです。
授業は子供達が、3つの班(言葉班、子供の生活班、歌踊り班)に分かれて中国についての事前学習を行い、その後、王小燕さんをはじめとする数名の後楽寮生が、数回に渡ってゲストティチャーとして加わり子供達の学習のお手伝いをするという形で進められました。
授業時間中には、中国人の先生に教わりながらチベットのダンスを皆で踊ったり、日本の「幸せなら手をたたこう」を中国語で歌ったり、ジェンズ(羽根突きの羽根に似た玩具を蹴る遊び)で遊んだり、中国語の数の数え方を皆で勉強したりと、かたちにとらわれないユニークな活動が展開されました。
子供達からは、中国について「中国の子供達は放課後どんなことをして遊ぶのですか?」、「中国の子供達に今流行しているものを教えてください」などの様々な質問・感想が寄せられ、ゲストティチャーとして参加した中国人の先生との間で活発な議論が繰り広げられました。最終回には、一連の授業の締めくくりとして、学習発表会が用意され、それまでの学習の成果をもとに各班ごとに、中国の踊りを披露したり、中国語で自己紹介をしたりと趣向をこらした発表がされました。
今回は、春節の休暇を利用して来日した後楽寮生のお子さんの参加も実現したため、子供達に直接、同世代の中国の子供と交流する機会を提供することができました。
毎回の授業終了時に、すっかり仲良くなった中国の子供と日本の子供達が、厚く握手をわかし、別れを惜しみあう姿が印象的でした。
文化事業部では、今後とも今回のような地道な交流活動を通じ、日中友好を促進させ、また地域とのつながりを深めていきたいと考えております。
(文化事業部)
 
 
津久戸小学校の生徒と寮生たち
   
 
業務・財務に関する資料 プライバシーポリシー お問い合わせ