公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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  「四川リアリズム―四川美術学院現代絵画展」   
 四川美術学院 訪問記
 

 
多くの中国を代表する画家を生んだ四川美術学院の旧学区は、
重慶市内黄桷坪(ホアンジュエピン)という地区にあります。
(2010年郊外に新学区を設置、本部を移転しました。)
大学の周りの建物には、有志の学生によって様々な絵を描かれ、
地区全体がアートに包まれています。
このような事を大胆にさせてくれるのが、
若手作家の個性や自由な表現力を伸ばしているのでしょう。

 
学内には面白いパブリックアート作品がそこかしこに展示してあります。
写真は突如現る巨大ジャージズボン。
 
学内にある「戦車庫(tank loft)現代芸術センター」。
元々は戦車を格納する倉庫であったところをアトリエに改装。
張暁剛(ジャン・シャオガン、卒業生)、岳敏君(ユエ・ミンジュン)ら現代美術四天王の
非常勤講師や、現役教授、学生のアトリエとして使われています。 

作家達は、お互いのアトリエを自由に行き来し、交流を深めています。
四川美術学院油絵学院は、年齢・キャリア、先生と学生という間柄を超えた仲の良さで有名です。
四川美術学院の教育、環境の良さを実感しました。
 
今回出展する、教授の張奇開氏。戦車庫にあるアトリエにて。
パンダを擬人化し、様々な巨大化したものの中に置くことで
現代に浮かぶ問題を提起した作品を出品します。
各地の美術館への収蔵や海外の展覧会でも活躍されています。
写真左2点が今回展示する作品です。
 
学内のほかにも学校の周りにはアトリエが集まる建物が沢山建っています。
 
 四川美術学院は、環境、人間関係、教育、
全てにおいて伸び伸びと自由な空気が漂っています。
この環境で育った若手作家達の活躍ぶりは
中国全土が注目しています。ぜひ展覧会場で生の作品もご覧下さい!
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