公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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日中友好後楽会
  後楽会6月談話会  
 

日本語と中国語は共通の単語は多いのですが、文法構造がまるで違います。よく引かれる例ですが、日本語では「愛しているよ」で十分ですが、中国語は英語と同様「我愛你」と主語と目的語をはっきりさせないと言葉として成り立ちません。6月の談話会は、張紅涛さんに、日中両国語の言語構造の違いがもたらすコミュニケーション・ギャップについて話していただきました。日本人が省略表現や間接表現を好み、断定的な物言いを避ける傾向があるのに対し、中国人はストレートに断言しないと信用しないようです。日本人は表現が曖昧になりがちで、何か具合の悪いことがおきすると、つい「すみません」と言ってしまいます。そういえば相手が許すことを前提にして気軽に言っているわけです。中国では非を認めることになるので、まずこういった言い方はしないとのことです。自転車でぶつかっても、子どもが学校に遅れても「すみません」はいわないそうです。こういった例をたくさん挙げながら、日中両国語の構造的相違、ものの考え方の違いなど、面白い話をたっぷりしていただきました。
(2005.6 後楽会事務局)

 
 
講師の張紅涛さん
   
 
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