公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
サイトマップ
トップ 催事案内 活動記録 施設案内 会館概要 業務案内 リンク集
  TOP  >  活動記録  >  日中友好後楽会  >  バックナンバー
バックナンバー
日中友好後楽会
  後楽会2月談話会  
 

 2月談話会の講演は張衛娣さんの「社会の変動に伴う中国女性の地位と役割の変遷」でした。新中国の成立とともに封建的な家族制度から解き放たれたかに見えた中国女性ですが、経済的な開放政策の導入とともに様子が変わってきたようです。建国初期、毛沢東が「女性は天の半分を支える」と宣言し、働く女性が「鉄姑娘」と称えられたものです。でも現在では高学歴、高収入の女性は「女強人」と呼ばれ、この言葉は好意的なニュアンスでは使われないとのことです。北京大学の男子学生は80%以上が女強人を好まないとか。やはり男は女を自分より下に置いておきたいのですね。北京市北郊に中関村というハイテク区がありますが、そこの2,000世帯の調査では60%以上の主婦が専業もしくは専業指向だとのことです。いろいろ考えさせられた講演でした。
                                               (2006.2 後楽会事務局)
 
 
講師の張衛娣さん
   
 
業務・財務に関する資料 プライバシーポリシー お問い合わせ