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日中友好後楽会
2006年中国高校生訪日団第1陣が来日
中国高校生訪日団(第8回)は2006 年度より、日中21 世紀交流事業中国高校生訪日団第1陣として再スタートした。外務省は従来からの交流事業を更に推し進め、日中青少年の交流と相互理解が深められるよう、事業内容の充実を図るため「日中21 世紀交流事業」を新たにスタートさせ、2007 年3 月までに1,100 名の中国高校生の訪日団短期招聘が決定、当財団に当事業を委託した。従って当財団は、例年の2 倍に当たる197 名を訪日団第1陣として迎え入れ、事業の第1回目として実施した。今回、黄琦山東省教育庁副庁長を団長とする一行は天津市・黒龍江省・四川省・山東省・浙江省・江蘇省の6省市から選ばれ、2006 年5 月16 日(火)~24 日(水)の8 泊9 日の滞在日程で来日した。
6 都府県21 校で交流
滞在期間中、訪日団はA・B2 コースに分かれ、東京・埼玉・千葉・茨城・滋賀・三重等各地の公立高校17 校・私立高校4 校、合計21 校を訪問し、授業参加・課外活動等を通じて日本の高校生との交流を図った。授業終了後は、生徒宅でのホームスティや高校の寮・セミナーハウス等に宿泊し、短い時間ながら生活を共にすることで心の中により深い友情を芽生えさせた。特に、今回、殆どの高校で生徒の家庭でのホームスティが適い、日中21 世紀交流事業の趣意が成就されたのは喜ばしい事であった。一行は、高校訪問交流の合間を縫って、企業・科学未来館・江戸東京博物館・商業街を参観、名所旧跡等も見学した。これらの体験は感受性豊かな彼らの心の奥まで沁み渡り、日本の国と日本人への理解と知識を深めるに大いに役立った。
皇太子殿下拝謁
今回のハイライトは、皇太子殿下に拝謁が叶った事であった。19 日に急遽選抜された29 名の訪日高校生が東宮御所を訪問、殿下は団員一人ひとりに温かいお言葉を掛けられたとの由、選ばれた訪日高校生には大いに栄誉に浴した事であった。
麻生外務大臣・王 毅大使など要人に接見
到着翌日の17 日早朝には、国会議事堂参議院を参観するとともに、外務省が主催する「日中友好21 世紀委員会委員との対話」に参加するために外務省を表敬訪問した。
日本側からは外務省塩崎恭久副大臣・21 世紀委員会小林陽太郎座長・外務省中国課泉裕泰課長等が出席、中国側からは黄琦団長以下197 名全員が、また在京中国大使館李東翔公使参事官が出席した。終了後、外務省主催の歓迎昼食会に招かれ、麻生太郎外務大臣をはじめ塩崎副大臣・金田勝年副大臣そして王毅駐日大使にも会見の機会を得た。塩崎副大臣からは「21 世紀の日中親善大使として、これからの両国関係を担うのは皆さんである」、また麻生大臣からは「今回出会うであろう日本人の高校生と将来に向けた素晴らしい関係を築いていく事を期待する」との挨拶があった。昼食会後は、衆議院公邸に河野洋平衆議院議長を表敬訪問、議長は友好の絆がいかに大切かを篤く説かれ、自ら公邸内を案内され団員を持て成した。また22 日、Aコースのメンバーは地方移動後の滋賀県訪問では國松善次知事、稲葉節生教育長を表敬訪問した。Bコースのメンバーは、三重県庁で安田敏春教育長をはじめとする教育庁幹部によるオリエンテーションで、三重県の教育について活発な質疑応答が行われた
セミナー・歓送迎会
一行は17 日、当財団が主催する「高校生と語る日中友好関係セミナー」に参加し、塩崎外務副大臣と孔鉉佑公使参事官の講演を聴き、質疑応答を通しての対話の機会を与えられた。同日夕刻には、当財団主催による歓迎レセプションが開催され、林義郎会長からの励ましと温かい歓迎の言葉が送られた。来賓として出席された小坂憲次文部科学大臣、遠山清彦外務大臣政務官からも挨拶をいただいた。歓迎会には都立八潮高校、トキワ松学園中学校・高校、渋谷教育学園渋谷高校、品川エトワール女子高校の生徒も参加し、日中両国高校生による芸達者な演技披露もあって歓談に花が咲き、長旅の疲れも癒された一時となった。滞在中盛り沢山のスケジュールを消化した一行は、23 日大阪において当財団主催による歓送夕食会に出席、村上立躬理事長から、ねぎらいと送別の言葉が送られた。また、大阪府立今宮高校のダンス部が参加しヒップホップダンスを披露、訪日団生徒も民族舞踊を披露して、最後の高校生交流の幕を閉じた。翌朝一行は各自思い思いの感慨を胸に抱き、関西空港から帰国の途についた
(総合交流部)
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