公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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総合交流部
 

2008年中国高校生訪日団第6陣が来日  千葉、京都、大阪、福岡、熊本で交流

 
 

中国高校生の感想

日本を訪問して
●日本の科学技術の発達や景色の美しさを実際に感じることができました。街は清潔でちりひとつなく、空気も新鮮です。物事に対するきめの細かさに、とても感心しました。また、人に対しても親切で、おおらかで、友好的です。印象深く心に残りました。

●日本人には、サクラの花のような生命力と美しさと熱意があり、そびえる山のような落ち着きと慎重さがあります。日本に来る前の日本へのイメージは灰色でしたが、今回の活動を通じて、生き生きとしたイメージに変わりました。

●日本の街はとてもきれいで、清掃員を見かけません。またとても静かで、大声で騒いだりしません。バスもほとんどクラクションを鳴らしません。これらは私達が見習うべき所です。数日間の短い交流の中で、友好的で親切な民族、礼儀を重んじる民族、きれい好きな民族という日本のさまざまな一面を感じることができました。

●京都市市民防災センターでは、各災害に備えるための緊急避難に関する知識を紹介するだけでなく、実際に災害が起きたときの情景をリアルにシミュレーションしています。これらの知識を実際に試してみる機会もありました。中国でも似たようなPR活動が行われていますが、文書で行われるだけで、無味乾燥であり、効果もこれに及びません。この点で、中国は日本を見習うべきです。

●日本科学未来館では、今まで見たことのないような先進的なものばかりで、夢中になりました。これは一体どうなっているのか?どのような原理なのか?全く分かりません。視野が大きく広がり、大きなものを得ました。

高校訪問・交流の感想
●クラスメイト達のテンションが高く、話題が尽きませんでした。両国の文化について話し合ったり、互いの出身地を紹介したりして、一体感を覚えました。お別れの前に皆で歌を歌い、ゲームもして、楽しく言葉を交わしました。機会があれば日本に留学して、日本のクラスメイトと共に学び、共に暮らしたいと思います。

●私のホストシスターがラグビー部のマネージャーだったので、その練習を見学しました。彼らはとても活発で、活気がありました。最後に部員達が整列して私を歓迎するために日本の歌を2曲歌ってくれたことが印象深く残っています。

●日本の学生が僕達のために盛大な歓迎会を開いてくれました。すばらしい感動に、涙しました。日本の学校のバスケットチームと親善試合をしました。彼らはとても上手く、僕達に譲るだけでなく、僕達のゴールに歓声と拍手が送られました。日本側の友好の気持ちは、想像を超えていました。

●交流はすべてが順調だったわけではありませんが、中国語・日本語・英語に筆談を加えた4つの言葉で上手く交流できました。思うに、人と人とが付き合う際に、心から感じ取り、心をこめて交流するだけで、時間の長さに関わりなく、深い友情を結ぶことができるようです。両国間の付き合いで重要なのは、人々の友好です。彼らは日本で初めての、そして最高の友人です。

●学校交流では、学生達が皆とても情熱的で、私達は至る所でいつも彼らの歓迎の中を歩きました。見学や授業を通じて、互いの交流はよりいっそう深くなりました。

ホームステイの感想
●お母さんの料理がとてもおいしく、心も体も温かく満たされました。この家庭の中に、まるで本当の子供のように親しく接してもらう自分がいました。プレゼントされた手作りのカードには、簡単な中国語で全員からのメッセージが書かれていました。お母さんに頂いた明るい黄色の靴下は、私の心の底まで明るくしました。

●11月18日は僕の誕生日で、ホストファミリーと本屋さんへ出かけ、誕生日プレゼントとしてコミック2冊を買ってもらいました。食事の後、お父さんお母さんがマジックのように出現させた誕生日ケーキは、予想外で本当に驚きました。ハッピーバースデーを皆で歌い、願い事をしてロウソクを吹き消し…。これらの思い出は、ずっと大切にします。日中友好を深く心に刻みました。

●お母さんに温かくもてなされました。一緒にゲームで遊び、お父さんお母さんと一緒にバーベキューを食べ、とても幸せで温かさを感じました。手作りのバーベキューを頂いたときの幸せな情景は、一生涯忘れられないでしょう。一緒に過ごした時間はわずかですが、私にとっては、すでに本当の家族同然です。深く感動させられました。

●一家に快く迎えられ、異国の地で家族のような温もりを感じました。私が「太極拳」を披露すると、興味津々でチャイニーズカンフーを教えてほしいと頼まれました。優しくて美しいお姉さんは、ハワイアンダンスを披露してくれました。お母さんは私に美しい着物を着せてくれました。皆でたくさん写真を撮り、その喜びの瞬間を記念に残しました。

●車に乗り、お別れとなったとき、本当に泣きたくても涙が出ないという状態になりました。シートに座った瞬間、Y君が自分のつたない英語を一生懸命聞いてくれたこと、お母さんが一生懸命僕の買い物に付き合ってくれたことが思い出されました。僕が逆の立場だったら、見ず知らずの人にこれほどまで親切にすることはできないかもしれません。友情の力は本当に偉大です。できることならば、あと何日も過ごしたいと強く思いました。

●私は海を見たことがなかったので、最初は海へ行きました。大海を目の前にして、貝殻を拾いました。水族館も見学しました。多くの場所に連れて行ってもらい、また色々なことをしてもらい、家族になったように感じられました。

これからの私たち
●アジアを強くするため、中国と日本は平和の道を共に歩み、互恵関係を築かなければなりません。両国が共に協力して、和をもって尊きとなし、誠をもって接することで、21世紀の歴史に新たな1ページを刻みましょう!

●今日の中国と日本は友好的な外交関係を結び、これを末永く発展させることが求められており、我々青少年はこの上なく重大な責任を負っています。ふれ合った時間は長くありませんが、私達は常に日本の人々の真剣さと厳格さを感じました。このことも、両国の友好発展のため今まで以上に努力するよう、私を駆り立てます。

●僕達は中国に目を向けないわけにはいきません。発展途上国として、どのようにこの一衣帯水の隣国から学ぶのか。若者の使命が、訪問の過程で徐々に強く感じられました。21世紀は僕達に引き継がれます。どのように引き継いでいくのかを考えなければなりません。今回の経験により、僕達の生き方は、より生き生きと美しく描き出されるでしょう。

●印象に残っているのは、日中青少年友好交流年の閉幕式で日中両国の学生が手を繋いで「より良い明日へ」を一緒に歌った情景です。この感動的な場面が、今も頭の中でこだましています。これほど多くの日本の学生が中国語の歌を歌い、中国の学生が日本語の歌を歌っているのを見ると、日中両国のすばらしい未来が、すばらしい明日が見えてきます。明日はより良くなることを共に期待しましょう。

 

日本高校生の感想


●ぼくは中国の人たちとの交流会をすごく楽しみにしていました。中国の人たちは温かくぼくたちと接してくれて、一緒にフルーツバスケットをしたり、歌を歌ったり、すごく楽しかったです。中国の人たちとの仲だけではなく、クラス全体も仲がより深まりました。

●今までの私たち日本人の生活の中で“中国”と聞くと悪いイメージしかありませんでした。メラミン事件などです。でも今回の学校交流で思ったのは、一人ひとりが自分たちの将来に対して、まじめに取り組んでいる気がしました。もしかしたら私は、ほんの一部の人々の事だけで、そこにいる全ての人を否定していたのかもしれません。今回この事実がわかったこと、そして、中国人の友達ができたことをとてもうれしく思います。

●私が最も伝えたかったのは、「日本は昔から中国に大きな大きな影響を受けてきた」ということだ。その影響の強さは計り知れない。中国あっての日本だった。しかし、これを聞くと彼女は、「今は中国は日本にとても影響されている」と嬉々として話してくれた。こうして、尊敬しあい、お互いに嬉しくなるような会話が飛び交った。

●交流の当日、勇気を出して自分から挨拶をしようと思い、笑顔で「ニーハオ」と言うと、満面の笑みで「ニーハオ」と答えてくれました。その途端に今までの不安な気持ちはなくなり、いつの間にか積極的に話をするようになっていました。自分の将来の話になると、中国の学生たちは胸を張って話をしてくれました。私はその姿に圧倒されました。

●英語を話せなくても“伝えたい”という気持ちがあれば伝わるということに気付かされました。そして、コミュニケーションの大切さもまたいっそう知れたような気がしました。

●最初は思っていることが上手く伝えられなくて戸惑っていましたが、最後にはゲームをして盛り上がっていました。司会者の人に「早く戻って下さい」と注意されても無視していたくらいです。こんな貴重な経験はなかなか出来ないので次、このような機会がある時には、もう少し事前の勉強をして、もっと努力したいと思います。

●私達の不安とは裏腹に皆さんはとてもフレンドリーで色々な話をすることが出来、中でも牛舎での牛やダチョウなどの動物達が珍しい事や、部活動で剣道や柔道などのスポーツも、皆さんにとってはとても新鮮なものだということを初めて知る事が出来ました。帰り際は、「もう帰ってしまうんだな…」という気持ちでいっぱいでした。

●はじめは、中国の人たちと上手く交流できるか不安な気持ちもありましたが、少し話をしてみると、何も不安になることはなかったと感じました。言葉や文化が違うだけで、やっぱり同じ高校生の女の子なんだと思いました。これからもメールなどで交流できればいいなと思います。

●彼らに「また日本に来たいですか?」と聞くと、「オフコース」と答えました。私はほんの少し、日中友好に役立ったのかなと、うれしくなりました。

●中国の音楽に興味のあった私は、音楽をもっと理解する意味で中国語の勉強をしていました。そんな中、中国高校生訪日団の話しを聞き、自分の勉強の成果が知りたいと思い、歓迎の言葉を述べる役を買って出ました。簡単ではあるものの、とても素晴らしい文章が出来ました。発音にはインターネットを駆使しながら少しずつ練習していきました。いざ本番になると、初めて見る中国の方々、リアルな中国語にはとても感動しました。私の中国語も通じ、嬉しかったです。

●お別れにはマーギーと抱き合って号泣しました!さよならをするのがとても嫌で、たった1日の間にできた友情はとても深く、だからこそ別れがとても辛かったです。このホームステイでたくさんの思い出を作ることができました。家族がまた一人できた事を嬉しく思います。

●私は英語が得意じゃありません。しかし、ホームステイを受け入れようと思ったのは、人と話すことが好きで、違う国の友達がほしいなと思ったからです。彼女は、私のしどろもどろした英語を一生懸命聞いてくれました。それでも伝わらない時は漢字や絵、ジェスチャーを使ってお互いに必死に伝え合い、理解できた時は、すごく嬉しかったです。

●ホストファミリーをして学んだことはたくさんあります。同じ言語を話せなくても意思疎通ができること。自国を大切に思うこと。相手の文化を素直に受け入れること。学校などの読み書きの勉強より、もっともっと大切で知らなければならないことがたくさんあること。このように初めてのホストファミリーを体験したことで、自分の世界が広がったことをありがたく思います。一番大切なこと、それは素直になることだと思いました。また機会があれば受け入れたいと思うとともに、逆にホームステイに行ってみたいという気持ちが強くなりました。

●彼と接していくうちに、いろいろと良い面を見ることができました。礼儀がしっかりしていたり、中国語のアドバイスをやさしく、丁寧に教えてくれました。1泊2日という短い間でしたが、とても楽しいひと時を過ごすことができました。こういう機会をもっともっと増やして、日中の友好関係をより深めていけたらいいなと思います。

●いざ会ってみるとやっぱり会話が難しかった。でも英語で話が通じたら、とても嬉しかった。たった1日だったけど別れがさみしかった。今度、私達がホームステイ出来ることがあれば是非参加したいと思った。

●最初は、「ホームステイなんて…」と、私の胸は不安でいっぱいでしたが、実際に会って話をしてみると、とても親しみやすく、楽しい二日間を過ごすことが出来ました。もし、機会があるのならば、また家にホームステイしてもらいたいです。そしてそれまでにもっといろんなことが話せるようになりたいです。また素敵な二人に会いたいです。

●家では晩ごはんのお好み焼きを一緒に作ったり、家族皆でジェンガをして盛り上がりました。四川省大地震の話もしてくれ、たくさんの人が亡くなられたこと、被災された人たちのことを中国全体で思っていること、また地震が起きたときの自分たちの様子などを詳しく話してくれ、ニュースからは知ることが出来なかったことを学ぶことができました。

●いよいよ別れの時。彼は別れを惜しんでくれ、泣いた。代表スピーチでは「家族になれた気がした。お父さん、お母さん、弟に感謝したい」とまで言ってくれた。こんなに嬉しかったのは初めてだ。私は心の中で、弟と呼んでくれた彼に「もう家族じゃないか」と言った。そして、「いつでも来て。また必ず来て」などの約束を涙ながらかわした。

 

 
 
 
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