中国で訪れた高校で、地元の高校生たちとストリートで3on3をしました。そのときは本当にバスケットボールをやっていてよかったと心から思うことができました。ただひたすらに仲間とゴールを狙うことに、国籍も言葉の違いもなく、コートの中にはただ充実した空間と時間だけが流れていました。この3on3は今回の交流のなかで私がもっとも「ありがとう」と言いたい出来事でした。 (東京1年男子)
中国出身の友達に教わった中国語のおかげで、私とホストシスターのフミリーは、その瞬間から本物の姉妹のように仲良くなりました。初めて会ったとき、フミリーの外見はとても幼く見えたため、「年はいくつなの?」と、中国語で言ってみました。すると、それまで少し緊張した面持ちをしていたフミリーの表情が、一瞬にして笑顔に変わりました。そしてうれしそうに、"I am 14 years old."と答えてくれたのです。そのとき私は、こんなに少しだけしかない私の中国語の知識だけれど、もしかしたらこれが私たちのフレンドシップを成長させてくれるかもしれない、と感じました。私は今回の訪問を通して、相手の言語という形で自分の気持ちを伝えたとき、相手が示す関心や伝わる気持ちの大きさが違ったように感じました。そういうちょっとしたことだけででも、大きな友情を育むことができるということを今回私は確信しました。 (神奈川1年女子)