A分団(青年指導者) ●日中の交流には、このような全面的で多角的、かつ深い交流が必要であると思います。私達が理解しなければならない点は、伝統的でありながらも近代的な日本、都市もあり農村もある日本、経済、科学技術、管理の社会でありながらもヒューマニズムと民俗的な側面を持ち合わせる日本です。中国へも是非お越しください! ●二つの隣り合う先進国と発展途上国として、発展プロセスにおける日本の経験と教訓は、中国にとって、学び取り考察すべき非常に大きな価値のあるものだと思います。同様に、中国にも日本の参考になる独自の分野が沢山あります。交流を通して、相手の国に対する日中の青少年の理解は、非常に狭いルートにより、限られた内容を理解しているに過ぎないことが分かりました。このようなことから、日中双方の青少年が深く広く交流することは非常に重要であり、これも私達の今後における重要な取り組みの一つであると思います。 ●数日間という短い期間の日本滞在でしたが、非常に深い印象が残り、非常に多くの感銘を受けました。 ・日本人は非常に親切で客に対して好意的であり、私達は深く広く意見交換を行いました。 ・環境保護や行政機関の優れた作業効率等、社会の整備に秩序があると思いました。 ・横浜開港150 周年の記念イベントは非常に素晴らしく、2010 年の上海万博の参考になると思いました。 ・上海市青年連合会は、現在、全市でエスカレーターに乗った際の「左側通行」運動を展開しています。日本の取り組みは、とても印象に残りました。日本の方々の中国へのお越しをお待ちしております! B分団(教育関係者) ●来日前、メディア・映像や日本ドラマ等で語学・文化・風土人情を含めた日本をよく理解していたので、私にとって日本に来てから、すべてに親しみを感じ、まるでイメージが実物になったようでした。勿論、現代的な雰囲気と伝統的雰囲気に満ちた東京大学のキャンパス、日本の目標のある都市計画、日本企業の緻密で人情味のある企業文化等々は来て見て初めてわかることであり、喜びを感じました。訪日は日本に対する知識と好感を更に高めたばかりでなく、もう一度日本に来たいという気持ちになりました。 ●1.日本の教育に対する感想 児童の教育が日本国民全員の責任であるように思えました。日常教育で仲間意識を養っています。日常生活で他人や他の生徒を尊重することや危機意識の教育は我々が学ぶべき点だと思います。北海道のホテルで晩に催しがあり、子供たちの生き生きとして溌剌とした演技を見ることができたことは幸いでした。 2.市議会の見学 政務が公開されていることに魅力を感じました。また、議事進行の様子をネットで見られることに驚きを感じました。 3.日本人の資質 日本人の熱心さや環境保護意識の高さは我々中国人が学ぶべきことだと思います。 C分団(公務員) ●日本からは衣食住などの文化や、管理システムを学ぶべきだと感じた。日本には人々のやる気を引き出すシステムがあり、みんなが目標に向かって頑張っている。交流の内容、形式ともに素晴らしかったが、時間が短く、互いの理解が不十分なまま終わった感があるのが残念だ。時間がもう少しあれば、もっとよく理解し合うことができただろう。両国の公務員はともに優秀で、互いに理解し合おうとする気持ちがある。交流を望んでいる点でも変わりないことを確認した。 ●1.日本の国民レベルは比較的高く、自制の意識が高い。それらは法律や規則などによるものではではない。 2.日本の細心さは、日本人の生活や仕事などあらゆる面で表れている。 3.「人にやさしい」ということを強く感じた。 ●公共施設が整っており、それぞれが非常に行き届いている。「人にやさしい」ということを強く感じた。道路は非常に清潔で、人々は本当に礼儀正しく友好的だ。生態環境の保護も素晴らしく、非常に活力がある。 D分団(大学生) ●日本の学生と交流ができたことは一生涯の思い出になった。今後も連絡を続けたい。 ●学生との合宿が今回の日程の中で最も意味のあるプログラム。この体験は本当に貴重なものだった。 ●日本の環境に対する意識が高いことに刺激を多く受けた。これは日本政府と国民が一体となって努力してきた結果であり、世界の中でもこれに学ぶべき国が多い。また、風景の美しさもよく保存されている。 ●中国が今後なしえなければならない課題点を日本は一足先に努力により改善している。 ●東京があれだけきれいなことには感嘆した。 E分団(学術研究者) ●日本民族は強靭で、繊細で、武士道精神を待つ優秀な民族である。中華民族は長い歴史を持ち、明確な民族特性を持つ。今回の訪日は、両民族を対比し、参考なることを謙虚に学習するプロセスでもあった。私たちは一様に日本民族の複雑性と多様性を見るにいたり、日本文化の多面性、多様性も見えてきた。文化背景と生存環境の違いにより、日中両国間の隔たり、誤解や非調和が存在するが、日中両国人民は意思疎通を行い、平和を希望し、奇麗な心で相通じることを願う。 ●百聞は一見に如かず、現地で実感することが間接的な感知に勝る。日中国民の交流は非常に重要だと思い、これからも、日本国民と深い交流ができるよう申し上げる。日本からたくさんのことが習うに値する。例えば、仕事に対する真面目さ、緻密さ、厳格さ。例えば、日本の国民は環境を守る意識が強く、自発的に実行していること。社会に人情が溢れることなどなど。両国は経済依存度が高く、文化のつながりも強く、互恵互利的な戦略パートナー関係を結ぶべきである。 F分団(マスコミ) ●1.日本は確実に経済が発達し、国民の教養レベルが高い国家である。学習と尊重に値します。 2.両国若者の間、お互いに相手に対する理解は原始的、そして表面的な部分に停滞している。両国政府が推進した友好的交流活動はとても意義がある。真実的かつ客観的な真相を見せる機会の提供を続けていってほしい。 3.両国は文化や娯楽分野で多く付き合うべきだと思う。映画やテレビのスターたちが各国の若者層の品位を代表し、この分野の人たちこそが交流活動に参加すれば、交流は更に効果的になる。スターの影響力は大きい。 ●今度の訪問日程は、私に近距離で日本と日本人を観察する機会をくれた。今中国では日本の情報獲得は簡単だが、“紙上で得たものは浅い”という古い諺がある。我が身で日本と接触してこそ、日本に対して全面立体的な理解が初めてできた。見学した機関、接触できたホテルの従業員らのほか、東京、大阪の街で往来する激しい人の流れも、一般の日本人生活に直接触れることができ、同様に深い印象を残した。 G分団(農業関係者) ●日本の経済レベルは非常に高い発展を遂げている。畜産業は牛、羊などの数では私の故郷(チベット)より少ないが、細かく管理され技術レベルが高いことに深い印象を受けた。日本の生態環境保護は大変素晴らしい。我々は学ばなければならない。日本の友人たちは皆さん親切で優しく接していただき、日本滞在中、我々は我が家にいるような心地よい感じであった。今回、訪日の機会をいただき大変光栄に思う。今後このような勉強の機会がより多くあることを希望する。 ●今回は私にとって初の外国訪問である。日本の皆様は礼儀正しく、また我々訪日団に対してきめ細かなもてなしをして下さった。日本の環境保護のレベルは高く、例えば森林保護、ゴミ分類処理、建築材料の選択などどれも大変良かった。農業分野では何カ所か見学し、規模は大きくないが高い技術で品質の良い農産品、また生産性も高く農家の生活レベルは高い。日本の国民の収入レベルは格差が大きくない。日本の国民は倹約的であり、これは幼少のころより教育の場で教えられている。そして農産品の加工業、観光業の分野も大変素晴らしい。 ●日本の美しく清潔な様、および日本人の友好的な態度、それから真面目な国民性に私は深い印象を受けた。青い空・白い雲、東京・横浜は天国のような街であった。研修が進む中、松本の美しさは想像以上のものであり、周辺の山々は雲がかかり、日本の伝統的な建物と町並み、笑顔を絶やさず礼儀正しい地元の人々。日本の皆様は、中国と中国人に対し詳しくはないかもしれないが、我々に親切な態度で接してくれた。今回訪問した全ての地方は我々にとり大変有意義なものであった。 H分団(青年企業家) ●青年は国の未来を背負っています。ですから、代表団の一人一人が今回の訪問中に見たこと感じたことを中国の青年たちに伝えることの責任を持っています。日本で学んだことを中国の人たちに伝えるだけではなくて、中日友好が世々代々に続くように頑張らないといけないと思います。日本という国が秩序があり、また日本の人々が礼儀正しいということがとても印象的です。今の中日青少年交流は、必ず将来の中日両国の友好につながると思います。 ●個人的な感想ですが、日本の伝統文化は現代社会の中で良好な状態で保存されていると思います。それに対して、わが国の伝統文化は日本ほどよく保存されておりません。若者は目を未来に向けるべきですが、伝統も引き継がなければいけないと思います。ですから私たちは、伝統文化をいかに守るかということに対してはまだ日本に学ばなければならないと思います。中日両国の文化は共通しているところがあります。日本に来る前には中日両国は地理的に近いですが、国民の心は離れていると感じていたのですが、今回の訪問を通じて、中日両国は地理的に近いだけではなくて、国民の心も近付いていると感じています。今の気持ちを中国に帰ってから自分の7 歳の娘に話したいと思います。