公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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総合交流部
 

平成23年度中国高校生訪日団第3陣 参加者の感想文

 
 


【中国高校生の感想】

第1分団(千葉/富山)

◆学校では英語の授業を受け、琴と茶道の体験もした。日本の友達と一緒に体育の授業にも参加し、バドミントンとバレーボールをした。とても楽しく充実していたと思う。ホームステイ先では日本料理を食べ、家の中を案内してもらった。お父さんとショッピングモールにも行った。お父さんたちもとても親しく接してくれた。私は、日本の人々の温かいもてなしにとても感激し、日本の学生の若いエネルギーを深く感じた。頑張れ日本!頑張れ中国!
日本の発達した科学技術やきれいに整えられた環境、人々の飾らない温かさは、本当に中国人が見習う価値がある。日本の人々の教養の高さに触れ、いろいろな場面で深く感動した。日本人は人を感動させ、驚かせる民族である。私たちは新しい世代の高校生として、先入観を捨てるべきだと思う。私は日本の人々の温かい気持ちを、そして日本で感じたことすべてを私の友達や先生や両親に伝えたい。億万の中国人に伝えたい。中日友好の友情の花はこれからもずっと咲き続け、どんどん綺麗な花になっていくと思う!(江西省1年女子)

◆本当に自身で日本文化を体験し、とても感動した。深く感じるところがあって、これまでの概念が変わった。一番重要なのは、日本人の文化レベルの高さだ。これが日本が強い根本的な理由だと思う。ここに大きな差がある。それから、日本の若者はみんなとても礼儀正しい。礼節の国である中国でも、なかなかここまではできていない。
中日友好は現状であり、中日両国の人々が強く望んでいることである。私たちには、多くの共通点がある。みんな「相思相愛」なのだ。(江西省1年女子)

第2分団(大阪/和歌山)

◆日本人は、厳しくて融通がきかないと思っていた。でも、通訳スタッフの方に会った瞬間すぐに、日本人は可愛いと思った。
日本人はすごく冷淡だと思っていた。でも、日本の高校生に会ってやっと、とても親切だと分った。
日本人は自分たちだけでまとまっていて、外国人を寄せ付けないと思っていた。でも、ホストファミリーの日本高校生に会って、歓迎の気持ちをしっかりと感じた。
日本に本当に感謝している。Maybe,I have fallen in love with Japan
優しくて可愛い日本のことを、周りの人に話したい。また、帰って来るからね!(河北省2年女子)

◆とても快適で楽しかった。私たちは、茶道、剣道、柔道、空手に参加して、授業も見学し、ボーリングや買い物もした。日本人はとても親切で、まるで日本の9月の天気のようだった。文化レベルがとても高くて、教養がある。私たちが尊敬し、学ぶ価値がある。
中国と日本は近い国で、昔から交流の歴史があり、互いに相手に学んできた。歴史上のわだかまりはあるが、互いに理解し合い、信じ合い、一緒に平和の橋をかけ、世界の平和と安定のために、必ず尽くしていけるはずだ。
中国と日本の未来は、私たち青少年にかかっている。互いに協力して、たくさん交流し、両国の友情をもっと確かなものにしていきたい。(河北省2年男子)

◆学校交流もホームステイも、とても良かった。ホームステイ先の家庭では、着物を着せてもらって一緒に写真を撮った。家はとても綺麗だった。私たちはプレゼントの交換をした。私が英語の歌を歌ってあげると、みんなとても楽しそうに聴いていた。日本は親しみやすい民族で大好きだ。ホストファミリーの日本高校生に、中国と世界の歴史の話もしてあげた。おしゃべりはとても楽しかった。

◆この九日間、ひとつひとつのことに感動して過ごし、日本人を深く知った。私たちは中日交流の小さな使者なのに、残念ながらあまりその役割を果たせなかった。中国の高校生の素晴らしさを上手く示せなかったし、ダメなところもあった。ごめんなさい。日本人は、親しみやすくて飾らない、とても可愛い仲間だ。日本で過ごす間に、私たちの日本に対する印象は変わった。私は日本に深い想いを持った。同じように、私たちが日本でした小さなことで、日本の、中国の高校生に対する見方が、中国人に対する見方が、変わったらいいなと思う。
日本の、中国人に対する好感度がとても低いのは知っている。でも、私たちができることで、中日の人々の想いをもっと深められたらと思う。日本で過ごす間、私は一部の日本人が、観察するような目つきで私たちを見ているのを感じた。その人たちが、中国人に対して偏見を持っているのが分った。もしも、私たち代表団の生徒にどこか相応しくない行いがあったなら、深く謝罪する。優秀な高校生代表としての役割を果たしきれなかったことを悔やんでいる。一部の中国人が、日本で失礼な行いをしているかもしれない。でも大部分の中国人は、国を愛し、団結していて、大災害に見舞われた時には、いつでもひとつになれる。私は、日本が大好きだ。日本の友達が大好きだ。ずっと友達でいたいと思う。
今回の訪問で、私たちはきちんとできなかったかもしれない。でも全力で頑張った。これからもっと勉強して、卒業したらまた日本に来たい。そして、日本人の中国に対する偏見を減らして、中日友好のために、自分なりに頑張りたい。
日本、また来るからね。さようなら。みんな大好き。バイバイ!!(河北省1年女子)

第3分団(佐賀/長崎)

◆ホストファミリーと小学校にバレーボールをしに行って、一緒に食事をし、手振りや絵を描いて交流した。ホストファミリーは、私たちを海へ連れて行ってくれて、とても楽しかった。みんなとても親切で、中国のことを知りたがっていたが、残念なことに言葉が通じなくて、あまりたくさん交流できなかった。
日本は中国人の頭の中に根深くあるような、悪い印象ではなかった。歴史はもう過ぎたことで、私たちが今向き合わなくてはならないのは、グローバル化の時代だ。日本の進んだ科学技術や、発展した経済、政治は、手本にする価値があるし、思想文化も学ぶべきだ。ただひたすら受身ということではなく。(吉林省2年女子)

◆ホームステイでは、平戸市のT君の家に行った。家の雰囲気は、ぜんぜん堅苦しくなかった。夜には、一緒に夕飯を食べに出かけたが、店の主人も他の客もみんな、ホストファミリーの知り合いで、正に陶淵明の筆による「鶏犬相聞(人が集い話を聞き合う)」の境地を体験した。翌日は、お母さんが生月島に連れて行ってくれた。あのゆったりした暮らしは憧れだ。
日本に来る前から、日本人は規則を守る伝統があると聞いていたが、多くの事は、身を持って体験して初めて、しっかりと記憶に残る。日本の道路はとても清潔で、歩くと靴がきれいになるほどだった。これは誰かが掃除をしたからではなく、日本人ひとりひとりの心がけによるものだ。国民ひとりひとりが、全体の利益とその大切さを自覚してこそ、国は強くなれるのだと分った。(吉林省1年男子)

第4分団(兵庫/京都・滋賀)

◆神戸鈴蘭台高校では、柔道、茶道を体験し、プレゼントも交換した。日本人はとても親切で、いろいろと準備をしてくれていて、とても温かい気持ちになった。光泉高校では華道(生け花)を体験し、一緒に授業を受けた。花の生け方を習うのは初めてで、とても面白かった。
ホームステイでは、それほどたくさんのことをしたわけではないが、5、6時間もずっとおしゃべりをした。ホストファミリーに中国語を教えてあげたりもした。とても印象深い体験だった。言葉で言い表せないくらい深く深く印象に残った。ホストファミリーは本当に親切で、いろいろと気遣ってくれたし、誠実で温かかった。忘れられない思い出になった。
その他にもいろいろな建物を見学し、たくさん刺激を受けた。初めにゴミ処理施設を見学し、日本の効率の良い管理法を知った。それから、「渋滞学と譲り合い」に関するセミナーも聴いた。そこから分かったのは、日本人が常に物事の細部にまで気を配っているということだ。細部にこだわっているからこそ、見逃すことがない。日本人は少しも手を抜かないから、経済をここまで発展させることができたのだ。(広東省2年男子)

◆ホームステイはとても楽しかったし、学校交流も面白かった。
学校では、日本高校生と一緒に学校を見学し、授業に参加した。学生が自分で考えて行う授業や、世界史や英語の授業に出た。特別だったのは体育で、本当に楽しかった。日本は教育をとても重視していて、個々の力を伸ばすことと団体意識を同じように大切にしていると思った。個々の力を伸ばすことは選択授業で、集団の力を伸ばすことは授業の中のグループ活動で実践されていると感じた。
ホームステイでは、日本料理を食べ、和服を着て神社を見学し、一緒にゲームをして遊んだ。英語で楽しく交流し、人力車に乗り、美味しいデザートを食べた。たった一晩という短い時間だったが、ホストファミリーがいろいろと気を配ってもてなしてくれて、日本の家庭の温かさや明るさ、優しさを実感した。深く印象に残る体験だった。
また、たくさんの島からなるこの国に来て、私は澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだ。この美しい国で、中国とは違うことをいくつか体験した。以下が私の感想である。
①環境保護:日本では環境保護が徹底されている。小さいところでは、道路が清潔で紙くずひとつ落ちていなくて、まるで美しい庭園のようであること。大きなところでは、ゴミの分別がきちんとなされていて、ゴミ処理場が都市の端にそびえ建ち、休むことなく環境保護事業を見守っていることだ。
②礼儀:日本人はとても礼儀正しい。「ありがとう」「すみません」「どうぞ」といった言葉をよく耳にした。多くの日本人が、私たちと会った時にこういう人の心に好感を与える言葉をかけてくれて、外国人である私たちに日本の思いやりの心を深く感じさせてくれた。
③団結:日本人はよくまとまっている。学校ではいろいろなグループ活動が行われていて、団結力を養っている。
日本は美しく、清潔で、便利だ。日本人は礼儀正しく、親切で、時間を守る。私たちが学ぶ価値のある民族だ。(広東省1年女子)

【日本高校生の感想】

◆「国際交流をしてみて」
 はじめて中国の方と触れ合ってみて、全然言葉が通じなくて、とても不安だったけれど、漢字という同じ文化を通してうちとけることができました。
 私は二人の女の子とペアを組んだんですが、二人とも私の慣れない英語をがんばって理解してくれ、とても優しい笑顔の可愛い方々でした。最後に写真をとったり、IDを交換したり、今でも楽しかったことを鮮明に覚えています。私は英語も中国語もうまく話すことができなかったけど、中国の方々は英語はペラペラだったし、日本語も一発で話せていてすごいな…と思いました。また、1日の勉強時間の違いに驚きました。このような交流をもっと増やし、いろいろな国の人と話してみたいです。この日学んだことは、言葉よりも、ふとした時のアイコンタクトだったり、笑顔が一番コミュニケーションには大切ということです。これからの生活にも生かしていきたいです。(千葉県1年女子)

◆「一期一会」
僕は高等学校二年生の時に、語学研修で中国の大連に5泊6日で行ったことがありました。その時はコミュニケーションは全て英語で不安もありましたが、自分の英語力でも会話程度なら話し合えるんだと知り、とても自信にはなっていたので今回は心に余裕を持ちながら過ごすことが出来ました。1泊2日という短い期間だったので少しの時間も無駄にはしたくなかったので、寝るまでずっと話をしていました。日本の印象や文化の違い、向こうで有名な日本人やこっちで有名な中国人など、普段は絶対話すことの出来ない話などが出来て、自分にとってとても貴重な時間を共に過ごせたと思います。
別れの際に、「私はあなたを一生忘れない」と言われた時は涙が出るほどうれしく、また自分も「また日本に来て」と言い、別れました。国境を越えできた大切な友達を大事にすると共に、これからの人生にも大きな財産となったに違いありません。これからも一期一会をしっかりと大事にして行きたいです。(富山県3年男子)

◆「I had a very good time!」
中国の人ってどんな感じなのだろう、会う前まではそう思っていたが、教室に入ってみると同じアジアなだけあって、日本人となんら変わらず緊張が和らいだ。始めの人達はパフォーマンスとして歌を歌ってくれ、歌声の美しさに感動した。
メインの英語による会話は「Hello,How can I call your name?」から始まり、クラブや趣味の話など様々な話をした。驚いたことは中国(北京近辺)はもう今寒くなってきているそうで日本はまだ暑いねと言われたことだ。そんなに気候の違いはないと思っていたからである。他にも日本の女の子はキティちゃんが好きだよね、と私のキティちゃんの筆箱を見て言っていた。話していて相手の言っていることが聞き取れなかったりわからなかったりしても、「One more,please.」ともう一回言ってもらい、耳を近づけて聞いた。相手が何を言いたいのか分かろうとし、また自分が伝えたいことを一生懸命言うと(換言してみたり)案外お互い伝わり合った。そこで私は気づいた。英会話も大事だが、それよりも相手とコミュニケーションをとろうと思うことが最も大切だということに!意欲さえあれば多少英語が分からなくても十分楽しめるし分かり合える。日本政府もこのくらい外国と意思疎通ができればなと思ったほどである。住んでいる国が違うから、考え方や感覚も違うのだろうなと思っていたが、そんなことは全くなく、私の予想を超え、フレンドリーに笑顔でコミュニケーションをとることができた。日本の友達と話すのとなんら変わらない本当に楽しい時を過ごせた。別れ際には「Thank you today.I had a very good time!」というと「I had a very good time,too!」と返してくれて嬉しかった。
今回、貴重な経験ができた。またこういう機会があれば是非参加したいと思った。この企画を作ってくれた方々、本当にありがとうございます。(大阪府1年女子)

◆「最後の国際交流」
 三年前から始まった、この中国高校生の学校交流会。毎年参加してきた私も、もう高校三年生で最後の交流会となってしまいました。初めて参加した二年前と比べると、少しだけですが私の英語力も上がったのかなと思います。
最初は、同世代の中国人学生と趣味などのたわいない話ができるのがただ楽しくて、あまり硬い話はしたくないなと思っていました。しかし、だんだん話しているうちに、相手が自身の国や日本に対して何を考えているのだろうと興味を持ち始めました。特に、発展途上国である中国の学生が、先進国である日本の私たちのような学生よりも、遥かになめらかに英語を話すことが私にとっては衝撃的で、教育制度など少し硬い話題にも興味を持つきっかけになりました。中国人学生と交流していると、やはり生活習慣の違いなど異文化って面白いなあ、と思うこともありましたが、恋愛や将来の夢について話してみると、感じていることは私たちと同じで、違う国に住んでいるのに同じところもあるのだと驚くことも多々ありました。
この交流会のおかげで、日本と外国の架け橋になるような仕事に就きたい、と強く思うようになりました。
毎年楽しみにしていた交流会もついに私は終わってしまいましたが、三回の交流で得た貴重な体験を糧に、未来に向かってまた努力していきたいと思います。(大阪府3年女子)

◆「訪日団の方々と交流して」
「中国の同年代の人たちってどんなだろう?」交流の会場である会議室で待っているときそんな思いでドキドキしていた。数分後、中国人の生徒がぞろぞろと入ってきた。緊張は頂点に達した。が、席についた生徒のみなさんの様子を見てみると、僕よりももっと緊張しているようだった。だから僕は常に笑顔でいようと心がけた。すると中国人の生徒の表情もやわらかくなっていった。
交流が始まり、自己紹介をたがいにしあって、話が続かなくなった。僕は「何かしないと」と思い、ケータイの写真を見せた。メルセデス・ベンツのある車だった。「お~メルセデス!!」反応があった。感動しあえた。嬉しかった。その後も「趣味は何か」とか「日本の紹介」をして、あっという間に時間が過ぎた。僕はそれぞれの母国語でない言葉で会話しあうのは難しいが、それが大いに意味を持つのだと思った。
大昔から交流のある日本と中国。その2国の間では良いことも悪いこともあった。たくさんあった。けれど、せめて21世紀だけは、僕らが交流できたこの21世紀だけは仲良くしたい。そして僕の孫の世代、22世紀、その後もずっと交流が行われ、日中友好が続くことを心から願っている。
また会って話したいな。今度はもっともっと豊富な英語力と時間の中で話したいな。(大阪府2年男子)

◆「ホームステイ受け入れを終えて」
私は6月に中国に行き、1週間滞在しました。そこで私は同世代の若い人々は日本に高い関心を示し、世界に目を向けていることには驚きました。
そして今回のホームステイ受け入れの際でも同じように日本の文化のことをよく学んでおり、日本のことをもっと知りたいという意欲がひしひしと感じられました。私が日本の事や、食事、学校生活、日常生活の事をできるだけ教えてあげると、とても喜んでくれて嬉しかったです。ただ、「これが日本のマンガだよ。」とか「これはこうやって使うんだよ。こうやったらできるよ。」という小さなことしか教えてなくても相手はよろこんでくれ、自分もうれしい。普段、同じように生活している日本の高校生たちとの交流とは全く異なった時間を過ごしました。小さな事でも一緒にやるだけで素直によろこべました。そして今までになく暖かな気持ちになりました。それがなぜ中国の高校生と交流して実現したかは今の自分にはよくわからないです。言葉が違い、理解しあえるように懸命になり、意思疎通ができたからなのか、それとも中国の留学生が私たち日本の高校生のことをよく思ってくれ、それを素直に受け止めて、自分たちも相手のことを自然と良く思うようになったからなのか…。この先、この「答え」を探すために世界の人々と交流を持ち、自分の世界観を広げていきたいです。話す言葉は違っても、「人」と「人」のつながり、純粋で誠実な「ひと」の本当の「ぬくもり」に触れられて私は幸せです。このような素晴らしい機会に恵まれたことにすべての「ひと」に感謝します。本当にありがとうございました。(和歌山県1年男子)

◆「中国訪日団と交流して」
僕は初め中国人に対してあまり良いイメージは持っていませんでした。だから僕は中国人を知る機会だと思ってこの交流会に希望しました。今回の交流会に参加した感想は思ったより中国の高校生はとても明るくていい人でした。
初めは上手く会話できるか心配だったけど、英語よりも紙に漢字を書いたほうがよく伝わることがわかったので楽しくコミュニケーションが取れました。
中国の高校生と話した内容はとてもたわいない話をしていました。中国の高校生の人は日本の人とは変わらないと思ったのは同じ話で盛り上がったり、同じところで笑ったりしたところです。
中国の人からいくつかのことも学ぶことができたので始まる前は少し後悔していたけど、いざ終わってみると参加して本当によかったと思いました。(佐賀県1年男子)

◆「イメージの変化」
僕は今回の中国人との交流会を通じて、中国のイメージが少しだけですが変わりました。中国といえば尖閣諸島の問題など、テレビのニュースを見る限りでは悪いイメージしか無かったのですが、初めて中国人と触れ合ってみると、その悪いイメージは無く、とてもフレンドリーで楽しめることができました。今回の交流で中国へ修学旅行に行くのが楽しみになりました。修学旅行の時には、今よりも上手に英語を話せるように努力して、今回の交流会よりも楽しみたいです。また、このような交流や冬の修学旅行などを通じて、日本だけでなく世界にも目を向ける機会の一つになれば良いと思います。中国人との交流という初めての体験でしたが、良い思い出にもなったし、英語の重要性も知ることができました。この経験を大切にして、これから中国のイメージを良い方向に変えていければ良いと思います。これが国際交流の始点になることを願っています。(長崎県2年男子)

◆「訪中」
最近の中国といえば、経済発展が著しい、教育のレベルが高い、等ということを聞きます。なので、どんな人が来るのか楽しみでした。
到着したバスからはたくさんの人が降りてきましたが、顔立ちは日本人にも似ていてそこまで他人のように感じませんでした。自分の担当の子はヂャンホンと言いました。ヂャンホンのいる学校はエスカレータ式の美術学校で生徒数は6,000人、寮があり、ヂャンホンはそこに住んでいるそうです。ヂャンホンは音楽―ピアノを学んでいて将来はピアニストを目指しているそうです。たったこれだけのことを聞くのに一時間近くかかりました。お互いに国語ではない英語で話さなくてはならず、また聞いた話では日本の英語の発音は世界一悪いそうで、もしかしたらとても聞き取りづらかったのかもしれません。しかし、それでもコミュニケーションをとれたことにはとても大きな感動を覚えました。いくつかの体験と昼食をとり、他の中国人とも喋ったりしながら一日は終わりました。
僕には今、いくつか行ってみたい国があります。今回の体験でその中に新たに中国が加わりました。また同時に中国語を話せるようになりたいとも思いました。日本語を話す人が一億人なら中国語を話す人は十二億人です。それだけ沢山の人と話すことができればどれだけ世界が広がるだろうと、帰っていくヂャンホンを見ながらそう思っていました。(兵庫県1年男子)

◆「心連心」
今回、はじめてホストファミリーになりました。最初はどんな人が来るのか、食べ物の好き嫌いはないか等、少し不安もありましたが、最後にはホストファミリーになってよかったと思いました。たった数時間で1日もないような短い期間でしたが、今度は私達が中国に行ったとき、家に遊びに行くという約束までする仲になりました。ごはんもおいしかったと言ってくれたので良かったです。私が好きな曲や映画を陵江と共有したり、中国語でどういう漢字を書くかを教えてもらいました。
こんな短い間で本当の家族みたいになりました。この出会いを大切にして陵江とはたまに連絡をとりたいです。(滋賀県1年女子)

◆「成長した!」
去年も僕は中国の高校生にホームステイしてもらいました。しかし去年はほとんどと言っていいほど会話が出来ず、コミュニケーションがとれなかったので、今年は実は受け入れを迷っていました。でもいざ受け入れてみると、なんとかなり聞き取れたり、話せたりする事が出来ました。帰りの電車では将来の夢についてや、『ナルト』の話で盛り上がりました。家に着き、外食を予定していて、まだ時間があったので僕はピアノを披露するとボーウェン君もピアノを10年間習っていたそうで、僕にも聞かせてくれました。とても上手く、感動しました。その後『戦国BASARA』をしました。ボーウェン君は戦国武将が好きで、その中でも最も好きな武将は伊達正宗だそうで、僕も戦国武将が好きで趣味が一致して盛り上がりました。それから晩御飯を食べに行きました。そばを食べるのは初めてだったそうで、最初は不安そうでしたが、食べると「とても美味しい」と言ってくれたので良かったです。今年は両親に頼らず会話できたので、良かったです。
最後に皆で集合した時にボーウェン君が彼の友達に僕のことを紹介してくれて、その友達とも仲良くなれました。別れる時、とても名残惜しくまた会いたいと思いました。(京都府2年男子)

 

 
 
 
 
 





 
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