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平成22年度日本高校生代表団第3陣が訪中
北京・湖北省・上海で交流
平成22年度日本高校生代表団第3陣(団長=淺利能之・青森県立弘前工業高等学校校長、副団長=林啓司・兵庫県立芦屋国際中等教育学校校長、一行計102名)が、2010年12月7日から12月13日の日程で訪中した。中国日本友好協会が受け入れを担当し、日本側派遣実施を当財団が担当した。当財団の武田勝年常務理事と呉従勇中国代表理事が団顧問として活動に参加した。
本代表団には、青森県と兵庫県の高校生が参加し、北京市、湖北省、上海市を訪問し、学校交流やホームステイのほか、万里の長城、故宮博物院等の歴史遺跡の参観を行った。参加した高校生は、交流を通じて現地の高校生らと親睦を深めるとともに、悠久の歴史と経済発展著しい現在の中国への理解を深めた。
本代表団は12月7日に北京より入国。8日は万里の長城を参観した後、北京市第十九中学を訪問した。体育、労働技能、心理、美術、音楽のクラスに分かれ中国高校生と一緒に授業に参加した。授業終了後には短いながら自由交流の時間がもたれ、双方の高校生はそれぞれ、記念品や連絡先を交換し、写真を撮るなど賑やかな交流となった。
同日夜には、好苑建国飯店にて開催された歓迎宴に参加。許金平中国日本友好協会副会長から歓迎の言葉が送られ、続いて淺利団長は「21世紀の両国を担う高校生が互いに理解を深め、交流推進の担い手となり、両国関係の発展とアジアの安定と繁栄のため貢献してくれることを期待しています」と挨拶した。
9日に天安門広場、故宮博物院を参観した後、湖北省武漢市へ移動。10日は黄鶴楼を参観した後、青森県高校生は武漢市洪山高級中学を、兵庫県高校生は武漢大学附属中学を訪問し、学校交流を行った。訪中団は各校で熱烈歓迎を受け、交流終了後はホスト生徒と一緒にホームステイ先へと分かれた。
11日は午後から日中交歓会が催され、日本高校生、中国高校生とホストファミリーが参加した。ゲームやホームステイの感想、日本との交流活動の報告など多彩なプログラムで盛り上がり、文化や言葉の壁も感じさせない素晴らしい内容となった。12日朝に生徒は学校に集合し、ホストファミリーとお別れをした。
2日間という短い間であったが、涙を流して別れを惜しむ姿が多くみられ、そのことからも充実した交流だったことがうかがえた。午後には上海へ移動し、歓送会に出席した。袁敏道中国日本友好協会秘書長から「今回、中国で体験したこと、出会った人たちのことを忘れずに、またいつか中国に来られることを期待しています」と言葉がかけられた。
12月13日、全日程を終了し、一行は無事に帰国の途に就いた。訪中に参加した高校生からは、「万里の長城や故宮を参観して中国の雄大な歴史を肌で感じることができた」、「今後もホストファミリーと連絡を取り、交流を続けていきたい」、「訪中前、中国は怖いというイメージがあったが、どこに行っても熱烈歓迎してもらって本当に感激した」といった感想が聞かれ、訪中を通して大きな刺激を受けたことがうかがえた。
最後に、今回の訪中にあたり、ご指導ご協力いただいた関係者の皆様に厚くお礼申し上げたい。
(総合交流部)
日程表
参加者感想文
バスケットボールの試合に参加
(武漢大学付属中学)
ホストファミリーとお別れ
(武漢市洪山高級中学)
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