公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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総合交流部
 

平成23年度中国国家行政学院公務員訪日研修団が来日
今年で交流13年目

 
 

6月28日から7月5日までの日程で、平成23年度中国国家行政学院公務員訪日研修団(団長=黄加元・中国国家行政学院研究生部副司長級クラス主任)が来日した。一行は、同学院の幹部3名、公共管理学修士(MPA)コースの研修員20名からなる計23名で、いずれも中国の各行政単位で重要な地位を占めることが見込まれている中堅幹部公務員で構成された。
本団招聘事業は今年で13年目を迎え、平成19年度より、外務省が推進している「21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流事業)」の一環として実施している。

「日本のコミュニティ発展の状況」をテーマに
研修団一行は、東京、岡山を訪問し、日本の公務員制度についての講義や公務員との交流に参加したほか、今年度の訪日研修テーマ「日本のコミュニティ発展の状況」に基づく講義、視察、企業・大学の訪問等、さまざまなプログラムに参加し、包括的な対日理解を深めた。
一行は、相互交流を続けている人事院による「日本国家公務員の制度と倫理」に関する講義を受けた。その後、日本の青年国家公務員との意見交換会に参加し、互いの国情は異なるものの、同じ公務員としての共通の課題や参考にすべき方策などについて、活発に意見を交わした。
また、6月29日に開催された当財団主催の歓迎レセプションは、江田五月法務大臣・環境大臣・財団法人日中友好会館会長、孫美嬌中華人民共和国駐日本国大使館政治部参事官らが出席し、賑やかに行われた。徳永久志外務大臣政務官が歓迎の挨拶を述べ、日中の相互理解と協力関係を深める上での本事業の意義を強調した。同日には、外務省による日中関係セミナーを受講し、日中の戦略的互恵関係の構築に向けての取り組みや、日本の政治体制について学んだ。
さらに一行は、研修テーマ「日本のコミュニティ発展の状況」に基づき、総務省による「日本の地方行政のあらまし~市町村を中心に」のブリーフィング、農林水産省による「日本の農村コミュニティ発展における政策展開」のブリーフィングを受けたほか、富士通(株)、早稲田大学を訪問し、講義や懇親会に参加した。7月4日には岡山市にてJA岡山と岡山市連合町内会を訪問。実際に農村コミュニティや地域コミュニティを視察し、交流することを通じ、日本のコミュニティがどのようなものか、より一層の理解を深めた。
研修団は全ての研修プログラムを終了し、7月5日に関西空港より帰国の途についた。本訪日研修団の受け入れにご協力下さった外務省、人事院、富士通(株)、早稲田大学大学院公共経営研究科、JA岡山、岡山市連合町内会、岡山市市民局国際課、関係団体・企業の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げたい。 (総合交流部)
 

 
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日本の国家公務員との意見交換会
 
 
 
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